著者は、田中角栄元総理のブレーンで、
元通産省事務次官であり、「日本列島改造論」のゴーストライターとされている人
この本は殆どを通産省の著者の先輩との対談で占められており、
当時(高度経済成長)の日本経済の諸政策について語られている。
自動車について国内産業の優遇をやめて、自由化へ舵を切らざるを得なかった際、
その実施には時間を通産省はかけた。
当時は、その理由を自動車メーカーの保護であるかのように言われていたが、
実際には部品メーカーである中小企業を保護するためだったという。
当時の中小企業対策により世界に冠たる自動車産業が日本に生まれました。
現在の日本の自動車が強いのは、部品業者が強いからだという。
ここが、現在の新興国には真似できないところだろう。
元通産省事務次官であり、「日本列島改造論」のゴーストライターとされている人
この本は殆どを通産省の著者の先輩との対談で占められており、
当時(高度経済成長)の日本経済の諸政策について語られている。
自動車について国内産業の優遇をやめて、自由化へ舵を切らざるを得なかった際、
その実施には時間を通産省はかけた。
当時は、その理由を自動車メーカーの保護であるかのように言われていたが、
実際には部品メーカーである中小企業を保護するためだったという。
当時の中小企業対策により世界に冠たる自動車産業が日本に生まれました。
現在の日本の自動車が強いのは、部品業者が強いからだという。
ここが、現在の新興国には真似できないところだろう。
- 日本の設計―通産省は挑戦する (NESCO BOOKS)/ネスコ
- ¥864
- Amazon.co.jp