アメリカの有名な物理学の教授の講義録
ときどきYoutubeなどでもその講義の動画が投稿されていてとても有名な方。
ただ、個人的には書籍としてみた場合は、リチャード・ムラーさんの物理学の本のほうが面白い。
実際に講義を受けるとまた印象は変わるんでしょうが
ここに宇宙のビッグバンが起きたときの音を圧縮したものがあるという(1億年を10秒に圧縮)
天文学者のマーク・ホイットルが特殊なソフトで再現したそうです。
ここでは、著者の授業で人を空中浮揚させることを試みている
初めて知ったが、1054年に超新星爆発が起きて、昼間でも肉眼で見えるほどの明るさだったそうです。現在その残骸として見えている蟹星雲
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私は電気を使い、自宅の暖房や給湯にガスを用い、ガスで調理する。
車を使うので、たいした量ではないがガソリンを消費する。
私のあらゆる消費エネルギーを合計すると、(2009年には)平均で一日1億ジュール(30キロワット時)を消費し、
そのうち約半分が電気エネルギーだった。
これはわたしのために約200人の奴隷を一日12時間、牛馬のごとく働かせる場合のエネルギー量に等しい。
よくよく考えてみよう。
古代なら、こんな暮らしをするのは最富裕層の王族だけだった。
ーー中略ーー
私が1キロワット時の電気、すなわち360万ジュールに対して払うのは、たった25セント。
だから、200人の奴隷の全エネルギー量への対価は月平均約225ドル
(ガスやガソリンの単価も電気と大差ないので、計算に含めた)、
つまり、奴隷一人あたりなんと月約1ドルだ。
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これが物理学だ! ウォルター・ルーウィン
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