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世界から見た大東亜戦争 名越二荒之助

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世界から見た大東亜戦争/展転社
¥1,890
Amazon.co.jp

これまであまり語られることのなかった大東亜戦争の意義や遺産を、外国の人々は高く評価していた。専門研究者も交え、三、四十代の戦後生まれを中心に、慰霊の心をもって輝かしい歴史を発掘。日本人に自信と誇りを回復させる、刮目の一書。
(Amazonより)

少し古い本ですが、当時生きていた方々の話はとても興味深い

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1941年12月7日、イギリス首相チャーチルは真珠湾攻撃の第一報を知った時のことを
自著「第二次世界大戦」にて次のように語っている
「私は、日本の武力を正確に判断したなどと言わないが、
今や実にこの瞬間、合衆国が深くかつ最後まで戦争に入ったことを知った。
かくてわれわれは、遂に勝ったのである。
ーー中略ーー
私は、三十年以上前、エドワード・グレーが私に言った言葉を想起した。
合衆国は、『巨大なボイラーのようなものである。
その下に火が焚かれると、無限の力を出すことができる。』
私は満身これ感激と感動に浸りかつ満足し、ベッドに行き、救われたという気持ちと感謝の念で、ぐっすり眠った。」

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東京裁判の判事だったオーストラリアの司法官ウィリアム・F・ウェッブ卿は、
アメリカの記者ディヴィッド・バーガミニの著書「天皇の陰謀」に序文を載せ、その中で

私は、東京で裁判長席に座った30ヶ月の間、証人たちの皇室に対する気遣いと尊敬の念、
及び自己の立場を主張する際の真面目さと誠実感とに、しばしば心を打たれた。
私は、1941年戦争に訴えたことに対して、日本を断罪するどんな権利があるのか、と時々自問した

と書いている。

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リンドバーグ第二次大戦日記より

1944年7月13日
ーー中略ーー
話が日本軍とわが軍が犯す残虐行為に及んだ。
我が軍の一部兵士が日本人捕虜を拷問し、日本軍に劣らぬ残虐な蛮行をやっていることも容認された。
我が軍の将兵は日本軍の捕虜や投降者を射殺することしか念頭にない。
日本人を動物以下に取扱い、それらの行為が大方から大目に見られているのである。
われわれは文明のために戦っているのだと主張されている。
ところが、太平洋における戦争をこの眼で見れば見るほど、われわれには文明人を主張せねばならぬ理由がいよいよ無くなるように思う。
事実、この点に関するわれわれの成績が日本人のそれよりはるかに高いという確信は持てないのだ。


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ジョン・トーランド「大日本帝国の興亡」(ピューリッツァー賞受賞)より

イギリスやオランダがインドや香港、シンガポールおよび東インド諸島を領有することはこれを完全に認めることができるが、日本が彼らの真似をしようとすれば罪悪であると糾弾する根拠はどこにあるのか?
なぜ、インディアンに対して術策を弄し、酒を使い、屠殺をして土地を奪ったアメリカ人が、
日本人が中国で同じことをしたからといって、指をさすことができるのだろうか?

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