1992年のODA再開以来、この十数年間の日本のODA、による工事の全容には眼を見張るものがある。
ハノイとハイフォンを結ぶ国道の整備や橋梁の架設などをはじめ、多くの国道の整備が行われた。
とくに、南部と北部を分けるダナンとフエの中間地点にあるハイヴァン(海雲)峠のトンネル工事が挙げられる。
このトンネルの開通によって、それまで90分以上かかって峠を越えるしか方法がなかったものが、たったの20分で通過することが可能になった。
ハノイのノイバイ空港の現代化、ホーチミン市のタンソンニャット国際空港の新設もすべて日本のODAが基本となっている。
多くの港湾施設の改修、上下水道工事、僻地の小学校建設等、枚挙にいとまがないほどの数である。
2006年10月にズン首相が訪日した時に、ヴェトナム政府は、
正式にハノイとホーチミン市を結ぶ南北縦貫高速鉄道(新幹線)と
南北縦貫高速道路(ハイウェー)、
総面積1650ヘクタールに及ぶITを中心としたホアラック・ハイテクパークの建設を、
主要な三つのODA案として日本政府に要請した。
ヴェトナム新時代 坪井善明 より
2006年10月とは、第一次安倍政権発足翌月である(一ヶ月も経っていない)
ハノイとハイフォンを結ぶ国道の整備や橋梁の架設などをはじめ、多くの国道の整備が行われた。
とくに、南部と北部を分けるダナンとフエの中間地点にあるハイヴァン(海雲)峠のトンネル工事が挙げられる。
このトンネルの開通によって、それまで90分以上かかって峠を越えるしか方法がなかったものが、たったの20分で通過することが可能になった。
ハノイのノイバイ空港の現代化、ホーチミン市のタンソンニャット国際空港の新設もすべて日本のODAが基本となっている。
多くの港湾施設の改修、上下水道工事、僻地の小学校建設等、枚挙にいとまがないほどの数である。
2006年10月にズン首相が訪日した時に、ヴェトナム政府は、
正式にハノイとホーチミン市を結ぶ南北縦貫高速鉄道(新幹線)と
南北縦貫高速道路(ハイウェー)、
総面積1650ヘクタールに及ぶITを中心としたホアラック・ハイテクパークの建設を、
主要な三つのODA案として日本政府に要請した。
ヴェトナム新時代 坪井善明 より
2006年10月とは、第一次安倍政権発足翌月である(一ヶ月も経っていない)