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韓国に行ってきた 二日目

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前回の続き

この日は板門店ツアーに参加しました
朝の七時半出発です

実は、韓国旅行にあたってほとんど準備してなくて、
ウォンへの両替も最低限度しかなく、この日には既に底をついてしまってました。
ホテルに尋ねても、ホテルでの両替は無理とのこと

どうしようかな、と思ってたら、コンビニが見つかり、そこのATMで引き出すことができました。
下の画像の右側のマークがあると、海外のATMで普通に引き出すことができます。



これで憂いなく旅行できることを確認し、ツアーに参加
(ツアーはここで予約しました)
事前にパスポート情報を登録しておく必要があります。

A地点がソウルで、B地点が板門店の手前の第一目的地、臨津閣

ここまで車でだいたい1時間程度だったかと記憶しています。
ソウルというのは休戦中である北朝鮮からその程度の距離しか離れていない

高速道路でひたすら北上するのですが、国境が近づいてくると、雰囲気が少し変わってきます

こうした見張り台をよくみかけます



戦車や兵隊さん





朝鮮半島の国境線をずっとこのようにして警備しているのでしょう。
徴兵してまで兵隊を確保しなければならない理由がわかりました。

この高速道路、ところどころ交差するところや、トンネルがありますが、
ここにはダイナマイトが仕掛けられていて、北朝鮮が攻めてくるとそれを爆破して通行不能にする目的があるのだそうです。

目的地の臨津閣に到着しました。
ここは申請がなくても勝手に来ることができます。
国境の向こうをなんとなく見たり、朝鮮戦争の爪あとを少し見たりできます

ハングル読めませんが、たぶん朝鮮半島統一を願っているんですかね?



鉄道が北朝鮮まで伸びていることを初めて知りました。



これは朝鮮戦争で爆撃を受けた汽車の残骸
近寄りたかったけど、ちょうどテレビの番組撮影か何かで入れませんでした。



駐車場の近くの遊園地
ガイドさんに聞いたら、開園しているの見たことないそうです。
たしかに、こんなところで遊んでもね・・・



近くに展望スペースがあったので、そこから登って見た風景
山の向こうが北朝鮮



ここにも「当然だが」韓国の軍隊が見張りをしている。
国境線の前後数kmが非武装地帯になっているので、
ここからでは北朝鮮の風景は見えなかったりする



つぎに向かったのが都羅山駅
ここは北朝鮮と統一した暁にはお互いを行き来するための駅として使用されるそうです。
えらく立派な建物ですが、現在は全く機能しておらず、観光スポットとなっている



建物の中はちょっとした博物館のような展示を行っている。
この鉄道の路線を示している。
中央の開城がケソン工業団地の地域を指している





これはヨーロッパから朝鮮半島に至るまでの大陸横断鉄道なのだそうです。
ガイドさんいわく、釜山から九州への海底を通る鉄道の計画があるとかないとか

安全保障的にも、金銭的にもありえないだろう、と感じました。



統一したら使われるだろう、改札と電光掲示板



どこかで見たことがあるデザインが・・・・



これが近隣の地図
川の中央部に陸が出っ張ってるところがありますが、
これが現在いる場所で、
板門店は川を超えた向こう側にあります。



次に向かったのが、都羅展望台
展望台から北朝鮮の様子が伺える貴重な場所です



ここは、一定の線を超えて写真を撮ることは固く禁じられている。
軍人さんがじっと監視している。
欧米人で写真取っている人がいたが、厳しく叱られていた。
写真も消されていたはず
この軍人さん、すごい言語が流暢で、
英語は当然として、日本語もガイドさんよりずっと上手かった。



残念ながら曇っていて写真にはあまりわかりませんね
肉眼ではひっそりと見えました。
ここから見える北朝鮮の地域というのは、
彼等のいう「モデル地区」で、
よく見せようとしている地域です。
それにもかかわらず、非常に貧しい地域に見えるし、
なんの産業もなさそうに見えてしまう。



つづく


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