テレ東の未来世紀ジパングで見たポーランド孤児の件を知ってより知ろうと思っていろいろ探した本の一つ
いろいろなポーランドとのつながり、という意味では良かったが、
ポーランド孤児については、やはり未来世紀ジパングの番組が一番良かったと言わざるをえない。
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冗談交じりに、ポーランド人はよく外国人に
「ワルシャワに次ぐポーランドの第2の大都市は何処か知ってますか?」
と質問する。
「ウッジでしょう」
等と答えれば、嬉しそうに、
「それが本当はシカゴなんですよ」
となる。
ポーランドは移民の国と言われ、世界中に親戚縁者が住み着いているが、
なんといっても群を抜いて多いのはアメリカである。
二世、三世まで含めると800万人とも1千万人ともいわれるポーランド系米国人がいる。
しかも、その多くがイリノイ州を中心に五大湖地域に住んでいる。
その中核がシカゴである。
この地域では、ポーランド語の新聞雑誌が発行され、ポーランド語をよく耳にする。
選挙などでも、まとまれば相当の影響力を与えうる。
米国が伝統的に冷戦時代を含めてポーランド支持の姿勢が強いのは、
戦略的考慮もさることながら、このポーランド系米国人の存在を無視しては理解できない。
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善意の架け橋 ポーランド魂とやまと心 兵藤長雄
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