開票が8時に始まりました。
山本太郎がおもったより善戦していてかなり心配ですが、
結果が出るまでわかりません。
今回、与党が圧勝するのは誰もが予想していたことなので、
驚くことではありません。
憲法改正への道でも言及したように、そして候補者の数を見ただけでも、
一般に改憲派と見られる政党を全部合わせても参議院では3分の2を得られない
ことも確実です。
また、違憲状態の衆議院のこともあり、
少なくとも衆議院選挙をもう一度やらない限り改憲を行うことはないだろうと思います。
仮に再度衆議院選挙を行い、そこでも改憲派が3分の2の議席をとった場合、
そこで政府が取る策は大きく2つあります。
一つは、次回の3年後の参議院選挙を待つ
もう一つは、政界工作を行い、今党としては護憲派だけれども・・・の人を改憲派に取り込む
最近の安倍さんの発言を見ると、一時のトーンダウンした「早期」改憲意欲がまた復活してきた感があります。
一時は環境権などの加憲を、などとおっしゃってましたが、
最近は再度96条や9条に言及しているからです
そこで、かりに政界工作を行う場合、可能性はまた二つあります。
一つは、民主党内の改憲派を取り込む
民主党が党議拘束をかけなければ、そこは比較的容易に可能です。
もう一つは、公明党を改憲派に取り込むということ
9条改正に持ってくることはできないだろうが、
環境権などの加憲を考えているぐらいだから、
96条改正に賛成する可能性はなくはないだろうと思います。
特に、選挙が今後3年は行われない可能性がある以上、
公明党も政権に加わり続けたいでしょうし、政権の味を知っている以上
条件次第では乗ってくる可能性があると思います。
もちろん、公明党と組み続けるのは不本意ではありますが、
現実的に考えれば選挙支援がなければ当選しない地域も多数あるようですし、
「しょうがない」のかもしれない。
改憲までの辛抱です
今日は静かに投票結果が確定するのを待ちたいと思います。
しかし、維新の会とみんなの党が失速したのは痛い・・・
保守派の中には両党を嫌っている方も多いのですが、
参院選では2人区以上の選挙区があり、そこを自民党が全部取れない「現実」を見れば
共産党にとられるよりは「ずっと」マシですし、
**などの極左にとられるよりも一億倍マシです。
健全な野党を構成するためにも、
民主党の改憲派とみんなの党、維新の会が合併するのもありなのではないでしょうか。
そうでないと、安倍政権の政策を野党の立場からバックアップするのが難しく、
自民党内の反安倍の攻勢を安倍さんが一手に引き受けなけれなばらない。
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開票が始まりました
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