連日のテロ報道に恐怖を感じます。
報道にではなく、その活動自体に
戦闘自体は収まっているのかもしれないが、局地的なテロ活動自体は拡大の一途をたどっているようにみえてならない。
現状では、中東、北アフリカはおろか、ヨーロッパ、アフリカ全域、東南アジアの一部など
旅行に行くのを控えたほうがいい、と個人的に思う国がどんどん増えている。
私のようなただの旅行目的ならあきらめればいいが、
実際に現地に支社を持っている会社で勤める人たちや、その家族はどれだけ不安なのだろうか、と思う。
先進国ならまだしも、途上国では現地の治安維持部隊(警察など)にはあまり信頼は置けそうにない以上、我が国の自衛隊に防衛を積極的にお願いしたいところです。
しかし、報道ではそういった点は顧みることなく、
あくまで暴走してその国を制圧しかねないかのような印象を与えようとしているように見える。
彼らは現地に自分が行った場合には・・・、という想像は働かないのだろうか
日本にいれば、美味しいランチをいただき、ホームパーティーで楽しむことは可能だろう。
でも、外国は明らかに危険度が増している。
たしかに彼らが言うように、自衛隊に限らず、特定の機関/組織に多くの権限を与える、というのは
メリットもデメリットも存在します。
だが、最終的な決裁権を本部で保持していれば、問題はないだろうと思うのです。
戦前の日本にはそれがなかった。
実際に、軍部に対する統治権が政治家には全くなかった。
だが、現在の日本にはきちんとそれがあります。
しかし、それは「法治国家」であればこそ
そうでなくなれば、なんでもアリになってしまう。
私には現在様々な活動を行っている人には矛盾が見えて仕方がない。
なにか理由をつけて活動を行い、無理やり変革を遂げようという人は、法治国家というものを「真剣」に守ろうとしているとは思えない。
そういう行為が組織を不安定にしていく可能性には思いを及ぼさないようだ。
その行為がいい方向に向かった場合のことにしか考えがいかないのだろうか。
日本の左の活動家の一部は法治国家をつぶし、かつ各組織の活動を抑えることに精力を注ぎ
日本の右の活動家の一部は法治国家をつぶし、かつ各組織の活動を解放することに精力を注ごうとしているように見える。
でもね、法治国家という盤石のものを築かないかぎり、組織の活動を抑えることは難しいだろうと思う。
解放しても法がなければ、自分の希望する方向には行かないことが起きかねない
そこを履き違えていないか?と思うのです。
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連日のテロ報道を見て思う
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