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Channel: 読書は心の栄養
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電光石火 濱嘉之

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霞ヶ関で話題になっていると噂の本

フィクションと書かれているが、どうみても現在の安倍政権の菅義偉官房長官を題材にしているとしか思えない。
見ているうちにどこまでフィクションか、どこまで真実かわからなくなっている。

作中に出ている
石破さんをモチーフにしたと思われる長谷川という政治家はただの女好きの脇の甘い男だし、
おそらく林芳正さんをモチーフにしたと思われる政治家は東南アジアで少女買春しているし・・・【かわいそうしょぼん

キャリア官僚のバックグラウンドチェックをしているところなど、かなりリアリティがあります。

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山岡は表面上にはなかなか出てきませんが、文科省利権を実に巧みに利用しています。
国体誘致もその一つです。
47年に1度の国体ですから、当然ながら運動施設の再建や道路の整備といった、ゼネコンと地元の建築業者を喜ばせる金が動きますからね
ーー中略ーー
産学協同もまた利権の一つです。

ここまで
文教族のドンで、元文科大臣のようだが、誰のことだろう

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「まあ、前回も、政務担当秘書で失敗しているからな」
「まさか、その後、よその政党から出馬して国会議員になるとは思っていなかったんだろう。
官僚の中でも特殊な人材を登用したつもりなんだろうが・・・」

ここまで
みんなの党の井上義行を指すと思われる。

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「児童の安全より反対運動を優先した事実をどうお考えでしょうか」
記者が訊ねたのは、基地に隣接する普天間第二小学校の移転問題だった。
この小学校は基地の危険性の象徴的存在と言われていた最中の1989年、
校舎の老朽化等の危険性から、基地から離れた場所に移転させる案があったが、
市民団体などに「移転せずに現在の場所で改築すべきだ」と反対された結果、
移転できなかったというものだった。


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