この本は、日本が第二次世界大戦に突入し、(おそらく)敗戦に至るまでの歴史小説
第3巻は、ガダルカナルの敗戦、サイパンの玉砕と、完全に日本軍の劣勢です。
第2巻はここ
この巻を見ていて思ったのが、
日本軍は陸軍と海軍が反目していた。
てっきりアメリカは一枚岩になっていたと思っていたが、
実はそうでもなかったということ
マッカーサー率いる陸軍部隊はある作戦を立てて、海軍に助力を願ったのだが、
海軍は自分で作戦を考えようとして、全く助けようとしなかった。
日本の場合、これを仲介することが出来ない。
なぜなら陸軍と海軍の上の組織がないため
アメリカは大統領が両軍の最高指揮官であったため、
マッカーサーの海軍に対する激怒が政府に届き、なんとか作戦が遂行されるようになったという。
大日本帝国の興亡〔新版〕3:死の島々 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 1,339円 Amazon |