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Channel: 読書は心の栄養
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検証 日本の失われた20年 船橋洋一

失われた20年と呼ばれて久しいが、果たして「失われた」のかいなかというのが一つのこの本のテーマ 様々な分野に分けて検証しているが、すべてにおいて失われているわけでは当然ない強化された分野もあるが、一般的に失われた、といわれているのは「経済」に関してである。その点で、この本が経済に関してきちんと書かれているかというとそうでもない。...

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2025年 米中逆転 渡辺恒雄

タイトルと中身がこれほどマッチしないものも珍しい。 この本は、米中関係の歴史を振り返ったもの戦前からオバマ政権までの流れを見ている。総じてアメリカが妥協し、中国が得るものを得ている感がある。それだけ中国のマーケットが大きく、実を取りたかったのだろう。それについては日本も同様だ...

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民衆の大英帝国 川北稔

この本は最初読み始めたときは、当たりかも、と思ったのだがかなり外れだった。 大英帝国におけるサーヴァント・召使い、あるいは帰還労働者そういう人たちに焦点を当てて大英帝国の社会を描こうとしている。 現代の価値に照らして当時の庶民の束縛されたり売られたりすることを描いても、ちょっと的外れに思う。 民衆の大英帝国―近世イギリス社会とアメリカ移民 (岩波現代文庫)1,188円Amazon

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再軍備とナショナリズム 保守、リベラル、社会民主主義者の防衛観 大嶽秀夫

この本は冷戦崩壊前に書かれた本で、イデオロギー対立を軸に自衛隊創設までの道のりを書いている。...

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孤舟 渡辺淳一

坂の上の坂で紹介されていた本 正直、沈む本だ主人公はおそらく団塊の世代の男性で、大手広告代理店の役員だった人が定年で退いた後、家のなかで居場所を失う。外に出たとしても既に肩書きがなく居心地が悪いなかで、未だに過去の立場にしがみついている主人公を見ると、だめな男だとつくづく思う。家庭崩壊の危機が訪れ、どうこの主人公が乗り越えていくのか、乗り越えられたのか、というのがテーマです。...

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ピーターの法則 ローレンス・J・ピーター 

この本は「坂の上の坂」で紹介されていて、借りて読んでみたのだがなかなか面白い...

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外交による平和 細谷雄一

副題にあるアンソニー・イーデンは、イギリスにおいて第一次世界大戦後から戦後まもなくまで外交面で活躍した人...

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1968 上 小熊英二

いわゆる学生運動について深く知りたいと思って借りてきた本まだ上巻だが、これだけで1000頁近くあって、非常に読むのに時間がかかる 上巻がいわゆる学生運動が起こるまで安保闘争から各大学での闘争までを追っている。下巻は大学紛争後の出来事を追っているようだ。...

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樅ノ木は残った 山本周五郎

山本周五郎の代表作 この本を読むまで知らなかった、江戸時代の「伊達騒動」を題材にしたもの幕府は自らにとって目障りな大藩、伊達・前田・島津の勢力をなんとか削ろうとする。今回は米沢藩の伊達家に藩分裂を起こそうとする大老酒井と、それに気づかない伊達の藩主叔父との間で60万石を分割して30万石を与える密約を行うところから始まる。...

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大日本帝国の興亡 3 死の島々 ジョン・トーランド

この本は、日本が第二次世界大戦に突入し、(おそらく)敗戦に至るまでの歴史小説第3巻は、ガダルカナルの敗戦、サイパンの玉砕と、完全に日本軍の劣勢です。 第2巻はここ この巻を見ていて思ったのが、日本軍は陸軍と海軍が反目していた。てっきりアメリカは一枚岩になっていたと思っていたが、実はそうでもなかったということ...

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騙されてたまるか 清水潔

殺人犯はそこにいる、桶川ストーカー殺人事件の著者 両本のことも書かれているのですが、それはそれぞれの本を見た方がいいと思います。...

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ならずもの国家アメリカ クライド・プレストウィッツ

タイトルはかなり刺激的だが、内容はアメリカがなぜ環境問題に見向きもしないのかなぜ国連と協調せずにイラクに侵攻したのかなどについて丁寧に書かれている。 ============...

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「暗黒・中国」からの脱出 顔伯釣

この本は面白い。 著者の顔氏は、中国で公盟という緩やかな民主化を進める社会団体に属していたが、影響が大きくなってこの社会団体が中国共産党から弾圧され、妻子を北京に残し逃亡し、タイに行き着き、翻訳の安田氏と出会うまでの記録本彼が中国本土に帰れる日はいつ来るのだろうか、と考えてしまう。...

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アラブ500年史 上 ユージン・ローガン

アラビア半島を中心とした歴史500年史と書かれているが、ほとんどは18世紀以後の200年ほどを占めている。 上巻は第二次大戦後まで...

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アラブ500年史 下 ユージン・ローガン

下巻は、第二次世界大戦後からアラブの春までですが、ほぼ湾岸戦争ぐらいまで トピックとしては・アラブ諸国の独立・OPECを軸とした石油組織・冷戦崩壊 この本を読んでつくづく思うのが、中東の歴史は単一国を見てもまったくわからん、ということ当事国+周辺国+英仏露 (第二次大戦後は+アメリカ)の関係性を見ていかないとわからない。...

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フランス史4 ミシュレ

17世紀のフランスが描かれているが、プロテスタントvsカトリックの戦いである30年戦争も描かれているが、面白かったのは、この時代男はたばこ、女は酒に明け暮れているようで、ある地方で女が魔女狩り裁判で酒に溺れていることで訴えられたのだが、その場で芋づる式に他の溺れた人たちを捕まえていくと、その地方のほぼすべての人たちが対象になってしまい、裁判がなし崩し的に無効になってしまったという。...

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北朝鮮の軍事工業化 木村光彦 安部桂司

この本は、主に統計データを紹介している。戦前のデータがほぼすべて 驚いたのは、当時朝鮮半島は北部の方がずっと進んでいたということ満州に近かったからなのだろうか...

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アメリカ革命史研究 斎藤真

この本はアメリカの独立戦争前後の歴史について書かれている。 アメリカはピューリタン、つまり清教徒がメイフラワー号にやってきて作った、という歴史がある。彼らはイギリス王国教には属さなかったので、一旦オランダに逃れ、そこからスポンサーを見つけてアメリカに移住したという。...

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佐治敬三と開高健 最強のふたり 北康利 

この本は、サントリー中興の祖である、佐治敬三と、彼の懐刀のコピーライターで作家としても有名な開高健の伝記 サントリーのビールが最近までずっと赤字だったことにビックリしたたしかに私もプレミアムモルツが出るまではあまり飲もうともしませんでしたし...

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戸塚教授の「科学入門」 戸塚洋二

著者は2002年にノーベル賞受賞した小柴博士の弟子この本は、著者がブログで書いていた科学についての記事をまとめたもの2008年7月に死去され、11月にこの本が出版されている。 この人の本は、数式もありますが、数式を読まなくても(理解できなくても)すっ飛ばして読めば大丈夫なように構成されている。...

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