2016年を振り返る意味で読んでよかった本を紹介したいと思います。
皆様、よいお年を
[歴史]
ジャガイモがどう歴史に関わったか、面白い視点です。
毛沢東の歴史及び、中華人民共和国がどう建国し、中国共産党が戦時中にどうしていたか、そこに日本がどう関わっていたか、かなり詳しく載っています。
里見甫の伝記本で、戦時中の支那情勢がよくわかる。
シャネルはナチスのスパイだったことがわかる
日本の明治・大正を見返すきっかけを与えてくれた本
原敬への愛が非常に感じられる本
中東の歴史認識が変わった本といっても良い。
新書だが、これまでで一番中東の混乱の元凶を捉えていると思う。
[日本]
拉致事件についていろいろなことがわかってためになる。
というか、あまり前進していないことがわかる。
実際にあった事件を深く掘り下げた本
非常にためになる。近所にこういう人がいないことを願います。
国のために死ねるか 自衛隊特殊部隊創設者の思想と行動 伊藤祐靖
著者の半生を描くとてもためになる本です。
まさに現代の侍
行人坂の魔物 みずほ銀行とハゲタカ・ファンドに取り憑いた「呪縛」 町田徹
前半の目黒近辺の歴史だけでも非常に面白いです。
[中国]
民主化運動家が弾圧から逃れているうちに、海外へ脱出することになった自伝
[ビジネス]
トヨタの人事制度の強みについて解説している希有な本
非常に面白かった
[科学]
科学に対する考え方が知れる。
いつの時代も新しい考えについてこられず必死に抵抗する人はいるものです。
私の好きなサイエンスライターの本です。
巷にあるえせ科学に基づく健康商品をぶった切っています。
対処方法ものっていていいですよ。
[小説]
この小説はかなり読み応えあるけど、すごくお勧め
非常に濃密で文字だけでここまで表現できることにびっくり
[その他]
「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気 牧村康正+山田哲久
これまでヤマトは知っていたが、プロデューサーの西崎さんについては全く知らなかった。
波瀾万丈な人生に魅了されます。
人生について考えさせられた本
特に、上のトヨタの本を読んだことも影響しているのかも
藝大がどれほどぶっ飛んでいるかがわかります。
贋作についての知識が自伝であることもあってとても詳しい。