今回は目当ての土地を見つけるまでです。
まず、ヘーベルハウスの土地セミナーに参加しました。
全く土地についてわかりません。
相場も、どんな土地がいいのかもわかりませんでした。
無料ですので行ってみるといいと思います。
セミナーの講師は旭化成ヘーベルハウスと提携している不動産会社の方々
彼らが口を酸っぱくして言うのは、
「土地で100点を取ろうと思うな。家で100点を取れ」
です。
これは、家が建った段階で私も実感しています。
とはいえ、あまり選ばない方がいい土地もありますし、
どうしても譲れないポイントというのはそれぞれあると思います。
例えば、土地の形ががたがたしていて、広さの割に有効活用できるスペースが少ないもの
旗状の土地(道路から家までの通路が狭い)
土地の前の道路が6mだか7mだかないもの
こうしたものは避けた方がいいとのこと
1点目はわかりやすいですね
2点目、3点目は家を建てる際に車が近くに寄せることが出来ず、建築費用が余計にかかります
こうした避けた方がいい土地というのは、周辺の物件に比べて割安です。
私たちはどうしても戸建てを建てたい、建てなければならないわけではなく、
まだこの段階ではマンションも候補に入っていたので、
こうした土地を選ばなければならない理由もなく、探していく中で遠慮なく外していきます。
ネットで出てくる土地にはこうした土地が非常に多い(特に都内は)。
だから売れ残り、ネットの検索に非常に多く候補の土地があがってきます。
なので、ばっさり切り捨てられれば、時間の短縮になります。
特に好きな地域があるわけではないですが、
「電車が混む場所」は私が大嫌いなので、
東京の西側や隣接する神奈川(東急系・田園都市線など)は候補とはなり得ませんでした。
とはいえ、住みたい地域ランキングで上位に入っている場所など(吉祥寺、二子玉川、武蔵小杉とか)は、ぶらりと散歩してみたりしました。
土地を見るだけではなく、見知った場所ではない場合、近くの商店街などを歩いてみて雰囲気を感じるのは重要です。
これから何十年と住むわけですから
*子どもが生まれたら
*ここから会社に通うとしたら
*治安はよさそうか
*自然災害(洪水・地震)にはどうか
そうしたことを考え調べ、自分の懐と相談しながら現実的な選択をしていきます。
「土地で100点を取ろうと思うな。家で100点を取れ」
はとても重要です。
家を建ててみると、土地自体のことはあまり覚えていないです。
80点ほどの土地を探すのは重要だと思います。
この頃は、毎週末に土地を見に行ったり、展示場を見たり、
平日に目当ての沿線上のホテルに泊って、朝のラッシュ時の混雑具合を見てました。
東京に通じる電車では
筑波エクスプレス、京成線、都営地下鉄あたりが割とすいているように思えます。
逆に東西線、田園都市線(半蔵門線)、千代田線、東急系は混んでいるように思えます。
そんなこんなで、たしか1-2ヶ月で目当ての土地を決定しました。
この段階で戸建てを建てることに決定していました。
首都圏の土地は、いい物件はすぐ売れてしまうのでスピード勝負です。
土地は公開情報で、隠し物件は基本存在しません。(オーナーと知り合いとかでなければ)
ですので、ネットで調べて週末に見に行き、ここにしようと決まったら
1.ハウスメーカーに設計のドラフト版を作ってもらい、おおよその見積もりを出してもらう(通常1日で)。
この設計書のドラフトは今後大幅に変わるのでここですべてを決定するわけではないです。
ここで注意する点は、該当の土地において、ハウスメーカーで建てられる建物はこういったものになる、というイメージを作り、おおよそのコスト感を見ること
つまり、何平米の土地にどれくらい建物が占め、何階建てにするのか
北側斜線規制(日当たりの関係で、土地の北側の建物に配慮して建てる必要がある)
を見て、だいたいどれくらいの広さになるのかをみて、
コストと広さが問題なさそうか
日当たりはどうか(これ、重要)
などを考えて、土地を買うかどうかを決定します。
2.土地を買うことを決めたら、不動産屋と協力し、すぐさま応募します。
基本、土地の売買はオークションではなく、先に応募した人が先に交渉に入ります。
実際に土地の価格が書いてあっても、これはオーナーの「希望価格」でしかなく、
自分がいくらで応募するかは自分で決めることができます。
たとえば、更地でないのだから、100万引いてくださいとかです。
私もたしか100万円ちょっと値引きして応募しました。(詳しい額忘れましたが)
3.土地のオーナーの返答を待ち、問題なければ商談成立です。
通常、回答は1週間以内に返ってきます。なるべくスピーディーに応募すれば、競合相手も少ないので、オーナーから見れば最初の相手に決めざるをえない、という点もあります。
とはいえ、非常に大きな決断になりますので、1できちんと考えましょう。
次回は、家に行く前に、この土地を決断したり、後々役に立つお金の支払計画について
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土地探し
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