この本はタイトル通り、レオナルド・ダ・ヴィンチがメモ等として書き残したものを集めたもの
上巻は美術、人生論
下巻は科学
をテーマにしています。
個人的には上巻に読むべきものは特にありませんでした。
下巻はよかったです。
レオナルド・ダ・ヴィンチは1452年から1519年まで
地動説を唱えたコペルニクスは1473年から1543年まで
重力などを発見し、私達の中・高の物理学を成すニュートンは1642年から1727年まで
それぞれ生きていました。
レオナルド・ダ・ヴィンチは後年のコペルニクスやニュートンが発見したことを
既に予見しているのにびっくりしました。
===========
赤道、水平線、黄道、子午線、以上の諸線はそのあらゆる部分において地球の中心から等距離にある。
(つまり、これは地球が球体であることを言っている)
地球を好きな側に回転させよ。
水面は決してその圏から逸れることなく、つねに地球の中心から等距離にあるだろう。
各人はつねに地球の中央におり、かれの半球の頂点におり、かつその中心の真上にいる。
有名な筋肉の図
↧
レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 訳:杉浦明平
↧