前回のつづき
黒部ダムから金沢へ夜に到着しました。
金沢には結構昔から来ていて、よく行くお店があります。
金沢の中心は、金沢駅から離れた場所にある、香林坊・片町地区というところです。
ここの一合半という居酒屋へ向かいました。
ここは日本海で採れる新鮮な魚介を出してくれるお店です。
すごく美味しい店なんですが、その日は平日ということもあるのか、
あまりお客がいなかった。
ご飯を食べながら、料理人の方とお話をし、金沢の経済はどんなものなのか聞いてみたところ、
活気が出てきてはいる、とおっしゃるではないですか。
金沢に2年後新幹線が開通するため、
企業の方が最近非常に多く訪れているようです。
新幹線開通に合わせて企業が進出を計画しているのだそうです。
その翌日、もう一店よく行くお店(こちらは割烹料亭)の杉の井に行こうとした時のことです。
こちらも10年近く利用させてもらっていて、
いままで当日予約しても問題なかったのですが、
今回、初めて予約がいっぱいで入れないとのこと、
他にも様々な割烹のお店に連絡をするもすべて埋まっていて入れませんでした。
そう、接待で利用するお店は非常に繁盛していたんです。
アベノミクスの効果はこんなところにもあったんですね。
2年前にも当然北陸新幹線が開通することは計画されていましたが、
財政の問題もあって計画通り行くかどうかは疑問だったのかもしれません。
しかし、アベノミクス第二の矢、積極的財政出動により、
再来年には必ず間に合う、と踏んだのでしょう。
開発業者や、その他企業の方が金沢を訪れ、関係者との接待が行われているのでしょう。
しかし、まだその効果は他には行き届いていないため、
一般のお店はそこまでは景気の良さを実感するには至っていません。
実際に開通するころには、金沢全体が潤っていることを期待したいです。
行きたい店に行けなかったのは寂しいですが、景気が改善されてきてなによりです。
この日は日中、ゆっくりと金沢市内を観光
といっても、兼六園に行ったくらいです。
ここへは、金沢に来た時は必ず立ち寄ります。
チラホラ雪が降っていましたが、しばらく中にいる間に止んできました。
紅葉がきれいでしたよ
ここは、時雨亭というお茶をいただけるところの風景
これは、日本最古の噴水です。
自然の力(高低差)を使って噴水を作っています。
何回来ても素晴らしい庭園だと思います。
かつては一大名の私庭だった、というのはすごいものです。