日経新聞で見る都知事選の現状

日経新聞で都知事選に関する意識調査が現在行われている（ここ）

見ると、なかなか現状に沿っている気がする。
さすがに現状でネットでダントツで支持されている田母神さんが一位ということはない。

テレビや新聞でそれほど報道されていないのに、
現状で一位だったらちょっと変だと思うのが普通だ
私も田母神さんを支持しているが、そんなネット情報を真に受けていてはいけないだろう。

まだ告示されていないし、こうしたフェアな情報が周知され、
テレビなどでも報道されるようになって初めて争うことができるようになると思う。

この現在の途中経過で嬉しいのが、
争点に原発が上位にないことです。
やはり、震災対策とオリンピックが上位に来ていて、
それなりに考えているな、と思いました。
山本太郎なんかを支持している輩があれだけいて、
こりゃ駄目だ
と思っていたが、
天皇陛下への不敬などで都民も少し冷静になったのでしょうか

なんにせよ、都知事選の争点から原発がもっとかき消されれば、
舛添さんと田母神さんの一騎打ちになるでしょう。

右も左もなく、フェアに見れば
争点の一位、二位を占める震災対策とオリンピックを
政策の肝に据えている田母神さんを選ぶのは当然だろう。

よって、これからの対策としては
マスコミに都知事選の争点をより原発に集中させて（今週いっぱいぐらい）、
視聴者に辟易させることで
原発対策ばかり言っている二人の脱落を確定させること

そして、次に
田母神さんと舛添さんの政策の違いをもっとわかりやすく強調することだ
はっきり言えば、殆どの人は舛添さんのプライベートがどうとかには興味もないだろう。
政策の違いをより鮮明にし、有権者により冷静に公平に見てもらう事こそ必要なのではないだろうか。
それこそ、政治への国民との距離を縮めることにつながるはずです。

でも、政策の違いをはっきりわかりやすくするのはなかなか難しい
舛添さんのHPを見ればわかるが、どれもこれも入れていて何が重点か分からないからです。
支持母体が多種多様で民主党政権下の政策に見えるのだ
支持団体が多いのはメリットでもあり、デメリットでもあるのだろう。
こうした点を踏まえ、田母神さんは論点をできるだけ絞って有権者に訴えかける必要があると思う。

「どんな手を使ってでも田母神さんを今回当選させる」
と息巻いている人たちがいるが、本末転倒に見えるのは私だけだろうか。

水曜日に日経新聞のアンケート最終結果が出るようなので楽しみです