ここ
今月の特集は「一意専心」
読んでて驚いたのが、
今月初めに出版されているのだが、
・山谷えり子議員と田母神俊雄さんの対談
・先月銃弾で倒れた王将の社長、大東隆行さんの自分史
があったこと
偶然とは恐ろしいものです。
<南東北グループ総長 渡邉一夫さんと
デューク大学教授 福島孝徳さんの対談>
渡邉さん
「がん治療には大きく三つあって、手術と化学療法(抗癌剤治療)と放射線治療。
前の二つには限界がある一方、放射線治療にはまだまだ可能性があると思っています。
それで行き着いたのが陽子線治療というもので、水素の原子核である陽子を光速近くにまで加速し、
がん細胞の核にあるDNAの鎖を断ち切ることで、がん細胞を狙い撃ちできるんです。
ーー中略ーー
これは胃や大腸などの消化器系のがんには使えない。
それでいま、来年末(2014年)の完成を目指して研究を進めているのが
ホウ素中性子捕捉療法
という新しいがん治療です。
これは原子炉などから発生する中性子と反応しやすいホウ素薬剤をがん細胞に取り込ませ、
中性子とホウ素溶剤との反応を利用することで、正常細胞にあまり損傷を与えず、
がん細胞のみを破壊することができるんです。
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三つ星レストラン 銀座の小十 店主 奥田透さん
世界では日本料理がもてはやされているイメージがありますが、
さて本国である日本ではどうなのか?と。
すると衰退していくばかりだという現実がわかってきて恐ろしくなりました。
まずつくる人がいなくなる。
人口が減るからではありませんよ。
いま調理師学校で日本料理をやりたいという子が一割くらいしかないと言うんです。
三つ星レストラン 日本料理 龍吟 代表山本征治
そう。そのくらい日本料理への関心は低いんです。
奥田
寿司、天ぷら、そばは希望者がゼロに等しいそうです。
学生の8割、9割がフランス料理やイタリア料理の希望者です。
島国国家ゆえの外国への憧れなのかもしれませんが、
戦後教育の中で日本文化に価値を付けようとしなかったツケがいま回ってきている気がして仕方ありませんね。
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先ほど言及した山谷議員と田母神さんの対談
山谷
昭和57年、山口県長門市に密入国した北朝鮮の工作員が11月初旬に拉致の現場を歩いたのですが、北朝鮮から
「日本はスパイを取り締る法律がないから、捕まっても大丈夫だ」
と言って送り出されてきたと報道で語っています。
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致知 2014年2月号
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