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欺瞞に満ちたEUの構造を浮き彫りにする「極右政党」の台頭

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私の好きな、川口マーン惠美さんの記事

ここにも書いてあるように、最近やたらと「極右」という言葉が目立つ。
安倍政権が極右など笑ってしまう。

ヒトラーを礼賛する
軍部独裁を狙う
一党独裁を狙う

こうした要素がある政党であれば、『極右』と呼んでもよいだろう。
しかし、現在「極右グループ」と呼ばれる集団の中に
実際に『極右』思想を持っているものはほとんどない。
日本では私は聞いたこともない。

そもそも、
一党独裁で党が軍部を抑えているような国が
現在の日本を『極右』などとは開いた口が塞がらない。

欧米の政権の中には、安倍政権をソフトファシズムと呼んでいる人もいるらしいが、
これまたおかしなものです。
日本は戦時中も含めて、
一党独裁であったことも、軍部独裁であったこともない。
大戦が近づくと、大政翼賛会を結成したが、それでも八割程度の議席しか取れていない。
こんなのでは一党独裁とは言えないだろう。

軍部独裁というわりには、戦時中意見がまとまらずに東條内閣が度々内閣を組閣しなおしている。(たとえばここ
憲法にがんじがらめなのは戦前も戦後も同じです。
軍部独裁であれば、憲法を無視するか、憲法を勝手に改正しているはずです。
が、後生大事に守っているわけです。

戦時中も、ミッドウェー海戦の敗戦が海軍から首相の東條英機さんに伝えられないなど、軍部もバラバラであることがわかります。

総理大臣に軍部を抑える権限はありませんでした。
それどころか大臣を罷免する権限すらありません。
こんな弱々しい首相のシステムを持ったままで「独裁」?
ありえません

川口マーン惠美さんの記事は、その後、移民政策などについて言及しているので是非ご参照を


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