香港映画、「浮城」を見てきました。
この映画は、実話を基にした映画です。
イギリスと中国のハーフの人が、東インド会社で役員にまで上り詰めるまでを描く映画
時代的には戦後の香港で、香港はこんな感じだったんだ、と思いました。
主人公は、ハーフであり、かつ何らかの事情から親から赤ん坊の頃に別の母親に売られている。
香港人からは少し外見が違っていることで自らの存在を不安視し、
東インド会社では人種差別に苦しみながらも出世していく。
主人公の(育ての)家族は、蛋民と呼ばれる、香港で水の上で(船で)生活する人々です。
主人公は20歳をすぎてから、初等教育を受け始め、東インド会社に入社し、まじめにコツコツと働くことで出世していく。
そして、その間に起こる香港の歴史や社会風景を垣間見せてくれる。
親子・夫婦の愛情についても描いているこの映画はとてもよかった。
貧しかった香港がよくも現在のような発展を遂げたものだと思いました。
60年代に「イギリス出て行け」「中華人民共和国万歳」という暴動が起きるなど、
どこの世界でも60年代から70年代にかけて左翼活動が活発になるのは同じです。
今では、逆に香港は中国本土を本当に嫌っていますからね
私たちは、香港返還がもたらしたものを
明暗両方から考える必要があると思う。
期待はしていなかったがとても良かったです。
東京以外はこれから上映されていくようなので、興味がある方は是非どうぞ
しかし、この映画があるまで、東インド会社が戦後もあるなんて知りませんでした。
今もあるんだろうか・・・・
実話を基にしているとのことだけど、誰のことなんだろう。
ネットで調べると、中国語で
黎华安 卢金泉 の両兄弟の話だ
とある。
苗字違うのになぜ兄弟なのか?
そもそも誰なんだろう?
と疑問が出てきます。
オススメです
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香港映画「浮城」を見てきた
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