なんかのテレビでこの映画「選挙」が紹介されていた。
興味を持ったので、レンタルしてきました。
この映画はノンフィクションで、実際に自民党から初めて立候補した山内和彦さんを主人公にしたドキュメンタリ映画です。
川崎市議会議員の補欠選挙を舞台にしています。
2005年という小泉政権下で、ちょうど民主党が票を増やし始めた時期です。
川崎市議会では、この補欠選挙で自民党が席を落とすと第一党から落ちる、という重大な選挙であったため、川口順子、小泉純一郎などが選挙応援に駆けつける。
結果としては当選するのですが、
選挙活動がいかに大変かが見てわかる。
終盤にはヘトヘトで、候補者たる山内和彦さんとその奥さんもピリピリしていました。
初めて知ったのだが、選挙では奥さんのことは必ず「家内」と呼ぶのだそうだ。
丁寧に「お」をつけると「おっかない」ということで少し笑いが取れるから、というしょうもない理由だ。
なんで名前ばっかり連呼しているんだろう、と思っていたら
ほとんどの人は演説を平均3秒聞いて立ち去るため、政策そっちのけでまずは名前を覚えてもらう必要があるからなのだそうです。
非常に多くのスタッフに支えられて選挙戦が行われていることがわかる映画です。
かなーーーーり、退屈な映画です。
解説もなく、たんたんと進行されていく。
でも、選挙活動とはこんなかんじなんだ、という一端が見えるものでした。
この人、映画であんだけ連呼されているから、映画を見た私のような人には完全に名前を覚えられただろう。
結局、何がしたい政治家なのかはわかりませんでしたが・・・
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映画「選挙」を見た
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