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松代大本営見学ツアーへ行ってきた Part2

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前回 の続き

象山地下壕へ入りました。

この地下壕は、全長6kmにもなる地下壕で、ダイナマイト+つるはしで掘っていったそうです。
1944年の秋から終戦時まで掘られていったそうです。

見てわかるように碁盤の目のようになっていることがわかります。





中はこんな感じ
赤の鉄柱は一般公開されるようになってから安全のために補修していったものです。
皆、白いヘルメットを念のためかぶる必要があります。





この地下壕は、下に説明があるように、削岩機ロッドというもので穴をあけ、
そこにダイナマイトを差し込んで爆破し、
つるはしなどで掘り進めていくことで作られています。


これがロッドの残骸



これがロッド穴の残骸で、ここにダイナマイトをとりつけて爆破させていたようです。



全部が公開されているわけではないので、このように行けない場所は柵があります。



柵の向こうに見える光は、掘った時にできた石などを運ぶ出口で、広いそうです。
実際の入り口としても使用するはずだったと思われる。



この写真に見られる石の残骸、つまり掘ったときに片付ける必要がある石は
現在は環状八号線などに使用されているそうです。



石屑は手で運ぶ以外に、トロッコに乗っけて運ぶこともあったそうです。





ひと通りみてから元きた道を戻って同じ口から出ました。

ガイドさんは、当時小学生だったそうで、
学校では労働者の朝鮮人の子どもたちや、都会から疎開してきた子どもたちと一緒に授業を受けていたそうです。
あまりにも人数が増えすぎて、午前のクラス、午後のクラスのように分かれていたそうです。
このまえ行ったカンボジアのことを思い出しました。

当時ガイドさんは白米など食えず、芋などを食べていたそうですが、
朝鮮人労働者たちは白米をたらふく食っていたらしく、羨ましく思っていたそうです。
彼らが日本に来たのはよりお金が儲かるから来たのであって、
そこに強制連行などということはなかったと考えられます。
これを「強制性」というのであれば、
この世の「経済格差」というものがすべて「強制性」に繋がってしまうことになる。

世の左翼はもう少し頭を使って冷静に考えてほしいと思います。

つづく


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