経済小説を読んでみようと思って借りてきた本
ストーリーとしては、戦後(おそらく50年代?)に中小企業の木材商社が
木材の調達にフィリピンを選び、現地に社員を送り込む。
そこには、戦時中に日本軍として戦った日本とフィリピンの混血児がいて、
当時の回想を挿入しつつ、なんとかビジネスを切り開いていく、というもの
とくにハラハラする部分もなく、ちょっと現代ではウケないかもしれない
2時間ドラマならいけるだろうか
当時のフィリピンの様子を知り、かつ仕事を通じて日本人とは、と考えさせられる本でもあります。
炎熱商人 (上) (文春文庫 (219‐5))
炎熱商人 (下) (文春文庫 (219‐6))
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炎熱商人 深田祐介
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