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Channel: 読書は心の栄養
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奈良に行ってきた

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このまえ、生まれて初めて奈良に行ってきました。
電車で通過することはあったんですが、観光したのは生まれて初めて

東京から京都まで新幹線で行き、そこから近鉄線に乗って近鉄奈良駅まで

途中、平城京跡を電車で見たんですが、これが・・・
すごいガラーンとしている。
聞いたところでは、これでも平城京1300年記念で門が建てられたのだそうで、
その前は本当に何もなかったようです。



昼間は吉野葛の天極堂に行きました。

うどんを食べたんですが、デザートの吉野葛がとても美味しかった。
つくりたてで、普段食べるくず餅のような固さは全くなく、プルプルしてもっちりした柔らかい餅でした。



最初に向かったのは、春日大社
ここは、藤原氏の氏神が祀られる神社です。
神宮ではないし、出雲大社のような格はないものの、
この春日大社も20年ごとの作り変え
ここでは式年造替と呼んでいるものが行われていました。

通常、500円ほどを払うと、普段より中を観覧することができるのだが、
この式年造替時は、さらに1時半ごろから観覧ツアーが開催され、
どのように造替が行われるのかも解説していただける。

私はこれを全く知らず、たまたま1時過ぎに春日大社に着くとこのツアーを知り、迷わず参加しました。

春日大社は、三笠山(ここ春日大社では御蓋山と呼んでいた)に建てられていて、
この山を削ることなく建てているため、多くの建物は斜面に立っている。

このため、この大社の建築には特別な技術が使われているそうだ



たとえば、使われる木にはだいたい菱形で、斜面に立つことにより、下に荷重がかかって崩れるのを防ぐ役割を果たしているという。



これは茅葺屋根を張り替えているところ





ここで板を張り付けているのは釘なのだが、この釘は鉄ではなく、竹釘






こちらは、屋根をなたのようなもとで形を整えるべく削っているところ



宮大工さんが各木材をきれいに削っている



神社、および三笠山などの木を使って式年造替が行われる。



各通路には非常に多くの灯籠がある。
年に何回か、この灯籠に火が灯るのだそうで、とてもきれいなんだそうです。

かつては毎日行っていたそうです。



これは、暗室の中でその年に何回かの灯を灯した時の状況を再現したもの


5月には、藤の花がとてもキレイに咲くそうで、一度行ってみたいものです

これは、春日大社近くで見かけた子鹿
奈良はホントに鹿が多い。



つづく


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