致知でインタビュー記事になっていた桜井進さんの本
世の中の技術がどのように数学で支えられているか、
小数点などがどのように発見されたのか、などの数学の歴史
についてわかりやすく語られているので面白い
たぶん、中学生向けの本ですね
こういう本を読むなどして理系分野に関心を持つ若者が増えていくといいな、と思います。
1メートルというのは、北極から赤道までの距離の1000万分の1にして決められたので、
地球の全長は4万kmなのだそうです。
日本はこのメートル条約に1985年に加入しましたが、本当に普及したのは1966年になってからだそうです。
江戸時代の日本では和算という現代の西洋の数学とは少し異なるものが普及していて、
一番の教科書「塵劫記」は寺小屋をはじめ一家に一冊あったと言われている数学の入門書
今度これについての本を読んでみたいと思います。
高校で習う対数(log)は、高校時代、何のために必要なんだろう、とずっと思っていた。
この本を読む限りだと、天体関係の科学者が扱う数学の数字はとてつもなく大きい(当たり前だが、地球から太陽の距離などを考えるだけでもとてつもない)
大きい数字同士の計算など、とてつもない労力を産みます。
こうした計算を簡略化することを可能にしたのがこの「対数」なのだそうです。
Logを発見したジョン・ネイピアの著作の、
Mirifici Logarithmorum Canonis Descriptio (ラテン語で、奇跡の対数法則の記述)
の中の「ロガリズム」は、「logos(神の言葉)」「arithmos(数)」の組み合わせの造語なのだそうです。
また、このジョン・ネイピアは小数点”。”を発見した。
3.14はそれまでは3 14/100のような分数を使って表示していて、
小数点を使う発想はそれまでなかったそうです。
=================
関孝和は円周率を少数第11位まで弾き出しました。
ーー中略ーー
(弟子の)建部賢弘は「増約の術」「累遍増約術」と呼ばれる加速法を用いることで、
正1024角形から円周率を41桁まで弾き出すことに成功しました。
師匠の記録を大幅に更新したのです。
1722年「綴術算経(てつじゅつさんけい)」の中で建部賢弘が示した円周率の公式は、
驚くべきことに、天才オイラーが微分積分学を用いて同じ公式を発見する15年前のことでした。
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世の中の技術がどのように数学で支えられているか、
小数点などがどのように発見されたのか、などの数学の歴史
についてわかりやすく語られているので面白い
たぶん、中学生向けの本ですね
こういう本を読むなどして理系分野に関心を持つ若者が増えていくといいな、と思います。
1メートルというのは、北極から赤道までの距離の1000万分の1にして決められたので、
地球の全長は4万kmなのだそうです。
日本はこのメートル条約に1985年に加入しましたが、本当に普及したのは1966年になってからだそうです。
江戸時代の日本では和算という現代の西洋の数学とは少し異なるものが普及していて、
一番の教科書「塵劫記」は寺小屋をはじめ一家に一冊あったと言われている数学の入門書
今度これについての本を読んでみたいと思います。
高校で習う対数(log)は、高校時代、何のために必要なんだろう、とずっと思っていた。
この本を読む限りだと、天体関係の科学者が扱う数学の数字はとてつもなく大きい(当たり前だが、地球から太陽の距離などを考えるだけでもとてつもない)
大きい数字同士の計算など、とてつもない労力を産みます。
こうした計算を簡略化することを可能にしたのがこの「対数」なのだそうです。
Logを発見したジョン・ネイピアの著作の、
Mirifici Logarithmorum Canonis Descriptio (ラテン語で、奇跡の対数法則の記述)
の中の「ロガリズム」は、「logos(神の言葉)」「arithmos(数)」の組み合わせの造語なのだそうです。
また、このジョン・ネイピアは小数点”。”を発見した。
3.14はそれまでは3 14/100のような分数を使って表示していて、
小数点を使う発想はそれまでなかったそうです。
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関孝和は円周率を少数第11位まで弾き出しました。
ーー中略ーー
(弟子の)建部賢弘は「増約の術」「累遍増約術」と呼ばれる加速法を用いることで、
正1024角形から円周率を41桁まで弾き出すことに成功しました。
師匠の記録を大幅に更新したのです。
1722年「綴術算経(てつじゅつさんけい)」の中で建部賢弘が示した円周率の公式は、
驚くべきことに、天才オイラーが微分積分学を用いて同じ公式を発見する15年前のことでした。
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