この本は、世の裁判官の多くがいかに浮き世離れしているか、
司法は独立しているものの、彼ら自身のムラ社会を構成している、
ということを明らかにしてくれる。
私たち日本人にはふざけた裁判官を罷免することはほぼできない。
可能性があるのは最高裁の裁判官ぐらいだ
とはいっても、現実社会の裁判の内容において、新聞内に裁判官の名前が出てくることはほぼないし、社会の関心もそこにはそれほどない以上、それもほぼむりだ。
しかも、最高裁の裁判官を罷免したところで遅い。
なぜなら彼らはそのキャリアのほぼ最後に最高裁に到達するのであって、
その以前に犯した誤りをその段階で批判しても変わらないから。
ただ、現在はネット社会になっている。
こうした本に書かれたようなことをする裁判官はほかにもいるだろう。
積極的にネットにあげていき、司法省に非難のメールをあげたり、
ネット上の署名などを通じて世間に知らしめることで
国民が彼らを監視することはできるかもしれない。
その際に気をつけなくてはいけないのは、
裁判官はときの法に縛られざるをえない
ということ
かりに一般社会の通弊とは異なる判決が出たとしても、
それは裁判官のおかしな考えによるものではなく、現在の法律が間違っているから
ということもある。
そこはきちんと把握しなければならないし、裁判官も判決できちんとそこを述べてほしい
その後法改正への道筋をつける、あるいは問題提起をすることも裁判官としての役割であろうと思う。
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