この本はかなりぶっ飛んでいて面白い。
私は小さい頃宇宙戦艦ヤマトは当然見ていたが、小さすぎてあまり覚えていないのと、
ガンダムに熱中したためにあまり覚えていないというのはある。
もちろん、テーマ曲は知っていますが
この宇宙戦艦ヤマトを作った西崎義展の生涯を描いた作品
かなり悪い人で、でも周りからはある程度認められ憎まれない存在だったようだ。
こういう人の悪いところまできちんと描き、変に美化しないのはいいと思う。
この本を見て無性に宇宙戦艦ヤマトを見たくなり、
頭の中でエンドレスに宇宙戦艦ヤマトのテーマ曲が流れてくるようになってしまった。
ウケたのが、映画「さらば宇宙戦艦ヤマト」が1978年8月5日に公開されたそうだ。
そのエンディングで流れた字幕に
「ヤマトを愛して下さった皆さん・・・・さようなら
もう二度と姿を現すことはありません
でも きっと 永遠に生きているでしょう
あなたの胸に
心に
魂の中に」
というメッセージがあった。
その二ヶ月後10月14日には「ヤマト2」がテレビ放映された
ここは西崎義展とは全く関係ないが、
徳間康快
徳間書店の創業者だが、彼は共産党でも読売でも渡辺恒雄の先輩だったそうだ。
後年、宮崎駿と出会ってスタジオジブリを設立した。
思想的なつながりがあったのかもしれない。
![]() | 「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気 1,620円 Amazon |