鴎外歴史文学集第2巻 森鴎外
この森鴎外の文学集で、私は大塩平八郎と堺事件を見ました。ほかにも様々な話が収録されています。 大塩平八郎に期待していたのですが、この話では大塩平八郎がいかに反乱を起こしたかではなく、決起当日のことを細かく描写している個人的にはあまり・・・でした。...
View Articleその逝く処を知らず 西木正明
この本は、戦時中にシナでアヘンを裁いていた里見甫(はじめ)の生涯を描いた作品とても面白かった。最初は「阿片王」ということもあり、おっかなびっくり読んだのだが、とてもためになる本だ。...
View Article昭和天皇伝 伊藤之雄
昭和天皇の生い立ちから崩御までを描く一冊昭和の始まりからGHQ占領期まではよく本で描いているが、その前後はあまりなく、とてもためになった。 =============== 昭和天皇が戦時中に語ったこと 自分の花は欧州訪問の時だったと思ふ。相当、朝鮮人問題のいやなこともあったが、自由でもあり、花であった。...
View Article致知 2016年4月号
ここ 今月の特集は夷険一節好調なときも不調なときも、それに振り回されず、態度・姿勢が一貫していることを指すようです。 ============== 洪水災害について、中央大学理工学部教授 山田正さんの意見より...
View Article天佑なり 幸田真音
高橋是清の生涯を描いた作品とはいっても、日露戦争後はかなりはしょっているので少し残念どちらかといえば、その後の政治家時代の業績などについて詳しく知りたかった。 当然のことながら少年期にアメリカに行って奴隷になったことなども書かれている。本は読みやすいです。...
View Article「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気 牧村康正+山田哲久
この本はかなりぶっ飛んでいて面白い。私は小さい頃宇宙戦艦ヤマトは当然見ていたが、小さすぎてあまり覚えていないのと、ガンダムに熱中したためにあまり覚えていないというのはある。もちろん、テーマ曲は知っていますが...
View Article中東戦記 ジル・ケペル
この本は、フランス人である著者が9.11前後に中東を訪れたときの政治文化について述べた紀行文 凝り固まった中東へのイメージが壊れる内容も結構ある。中東にも欧米文化が浸透している場所(たとえば大学)があり、そこではイスラム教の若者もイスラム教の戒律を無視(?)して謳歌し楽しんでいる姿が描かれている。 中東戦記 ポスト9.11時代への政治的ガイド (講談社選書メチエ)1,728円Amazon
View Article創造農村 佐々木雅幸・川井田祥子・荻原雅也 編著
以前、官邸見学に行った際、ある高官の部屋に入れさせていただいたときに目にした本の一つ 地方再生に絡んだ本かなと思う。この本は各学者が地方の活性化に成功している地域を紹介している。当たり前だが、どう活性化させるかはモデル化は難しく、それぞれの地域の特色などを生かさなければならないだろう。そうした意味で、この分野での学者の価値は成功例・失敗例を集めてそれをわかりやすく紹介することであろう。...
View Articleグローバルビジネスの隠れたチャンピオン企業 ハーマン・サイモン
この本では、世界中の企業で一般には著名ではないが、ニッチな部門で大きなシェアを獲得している企業を紹介している。 日本の中小企業も若干紹介されているが、ドイツにそうした企業が多いらしい。そうした企業の共通項となるようなものを探している。...
View Article紳士の「品格」 笹川陽平
著者は日本財団の会長で、同書は著者のブログの記事をまとめたもののようだ タイトルとは異なり、本の内容はすごくほのぼのとして笑えるものがほとんど =============== ウサマ・ビンラディンは中国も標的にしていたようで、「中国は世界で唯一テロの通用しない国」と、アルジャジーラ・テレビが声明を発表。その結果を以下のように挙げた。...
View Articleモンスターマザー 福田ますみ
長野県丸子実業で2005年に発生したいわゆる「いじめ自殺事件」当初は学校側においていじめを黙認していたことによるいじめだと考えられたのだが、裁判において明らかになる上でとんでもな母親の実情が明らかになる。 モンスターペアレントかと思ったら、そんなレベルをはるかに超えたヤバい母親こんな人に関わった人や社会はたいへんだ是非映画化に期待したい...
View Article世界史的考察 ヤーコプ・ブルクハルト
この本は、名著として様々な本に出てくる。著者が19世紀後半に行った講演・講義の記録のようで、歴史をどう考えるべきなのか、国家・宗教などから考えている。が、すこぶる退屈だ 著者の後にでてくるマルクス主義への批判としても使えるようなのだが、学者にはいいかもしれない。しかし、私には何も残らなかった。 世界史的考察 (ちくま学芸文庫)1,620円Amazon
View Article「再軍備」の軌跡 読売新聞戦後史班
この本は結構ためになりました。歴史の授業だと、警察予備隊→保安隊→自衛隊になる、ぐらいしか書いていないが、その過程でも非常に多くのことが起きている。 戦後、軍部は解体されているが、各地に散らばった軍人の復員作業を担当するために、復員省が設けられている。陸軍省は第一復員省、海軍省は第二復員省に、その担当大臣は首相が兼務している。...
View Article父が子に語る世界歴史7 ジャワーハルラール・ネルー
インド初代首相ネルーが投獄中に娘に出した手紙を集めたもの第7巻は、副題の中東・西アジアにも言及しているが、それより良かったのが、第一次世界大戦のその後の影響についてだった。 =============...
View Articleフラッシュ・ボーイズ マイケル・ルイス
大リーグを舞台にした「マネーボール」リーマンショックを舞台にした「世紀の空売り」など映画化されているノンフィクション作品を描く著者 この人はそもそも「ライアーズポーカー」という本でデビューし、20世紀のソロモンブラザーズに在籍していた体験をもとに書いた本で大ヒットしている。...
View Articleトルコのもう一つの顔 小島剛一
この本はかなり面白い 著者は若いときにトルコに行き、その親切なトルコ人に感化され、その後ずっと研究もかねてトルコに行き、さまざまな処へ旅をするその中で、トルコの見えにくい部分が見えてきてトルコへの考えが変わってきている。 トルコにはトルコ人以外に少数民族がいる。一番大きいのがクルド人イスラム国と戦っているので、最近よく耳にする...
View Article謝罪します 八尾恵
著者は、拉致被害者有本恵子さんを拉致した実行犯の一人 彼女自身の半生を描く本彼女がどのように北朝鮮に渡り、どのような生活を送り、どのように拉致を行ってきたのかが書かれている。彼女は北朝鮮に日本に革命を起こすために、ある種だまされて渡り、よど号事件の犯人の一人と無理矢理結婚させられる。ある種の被害者ともいえるかもしれないが、やったことを考えると同情することはできない。...
View Articleグローバル・エリートの条件 浜田宏一
アベノミクスの生みの親の一人と呼ばれる浜田宏一さんの著書 日本人のエリート教育をどうするべきか、というものアメリカの教育との比較論はよくあるもので、エリートに競争をさせろ、とかこの手の話は出尽くしている感がある話はほとんどもっともだが、問題はそれをどう実現させていくことができるのか、ということだろう。 元農水大臣の林芳正議員の奥さんと思われる林裕子さんとの対談があった。...
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