大リーグを舞台にした「マネーボール」
リーマンショックを舞台にした「世紀の空売り」
など映画化されているノンフィクション作品を描く著者
この人はそもそも「ライアーズポーカー」という本でデビューし、
20世紀のソロモンブラザーズに在籍していた体験をもとに書いた本で大ヒットしている。
この本は、人が瞬きをする間に利益をかすめ取る集団について書いた本
著者の本はほとんどが金融、それも銀行ではなく証券会社を舞台にしている。
個人的には、世紀の空売りよりも映画向きではないか、と思うのだ。
この本で舞台となっている株の売買方法自体はずいぶん前から知っていたのだが、
なんでこれがこんなに儲かるのかな、と疑問に思っていたのだが、この本で謎がある程度解けた。
彼らは、取引所に高い金を払い、彼らの近くで取引をすることができる。
私がたとえば、場を見てソニーの株を2万株一気に5000円で買おうとする(値段は適当です)。
それを彼らは盗み見て、私が実際に買うより前にサッと買ってしまう。
すると、場の値が5000円より上がってしまい、私は5000円で買えると思って行動しようとするときには5050円とかに上がってしまう。
逆も然り
売買をすごく頻繁に行っており、事業開始より損した日がほとんどない、というような団体がいる。
取引所とのより高速な接続を行うために、最短距離でケーブルを引こうとするところとか、かなり面白かった。
しかも、これが現実の話なのだから・・・
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