この本は、タイトル通り子供に理科に興味を持ってもらうにはどうしたらいいのか?
について説明されています。
とてもいい本だと思う。
著者がバリバリの工学博士であることから、
薦めている方法をすべて実践するのは無理なのだが、
でも半分以上は実践できるだろう
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日本人の大人の科学技術に対するリテラシー、つまり知識と関心の度合いが
先進国のなかでもきわめて低いことは、いまさらいうまでもない。
OECD(経済協力開発機構)や文部科学省・科学技術政策研究所の調査などで、
たびたび紹介されているとおりだ。
子供の理科離れが問題になってすでに久しいが、
実際には大人の理科離れのほうがずっと深刻である。
不幸にも理科離れ状態になってしまった子供たちは、やがて大人になる。
それも理科嫌いの大人、あるいは理科が苦手な大人になっている確率はかなり高いだろう。
そして彼らが親になった時、子供も・・・・という循環である。
ここまで
原発事故が起きても、誰もが原発や核分裂・放射能について科学的に興味をもつわけでもなく、
「妄想」で語っているのをネットやメディアで見ていれば納得です。
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子供を理科好きに育てる本 中野不二男
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