イタリア建国の歴史が語られている。
この本を見て思ったのが、イタリアというのは中世までは各都市国家が形成されて潤っていたが、
近代になりナポレオンが出てきたあたりから、まずはフランスの属国になり(全イタリアではないが)、続いてオーストリアの属国になり、と不遇の時期を過ごす。
そうこうするうちに、全国民が団結するのだ、という人が現れ、統一国家への流れが出てくる。
その中でも有名なのがガリバルディ
彼がすごいのが、軍の指導者だったのに、イタリアが統一されるや否や自ら身をひき政治家にならずに余生を送ったことにある。