元国会議員で田中角栄を師事していた著者がロッキード事件は冤罪であると主張している本
たしかに、本を見る限りは裁判結果には大きな疑問が残る。
キッシンジャーが嵌めた、というのもわからないでもない。
でも、この本を読んでいて許せないのは、
当時国会議員であった著者が、国会の会期中にアメリカに行って事件の調査をしていること
自分が地元の代表であることを忘れているとしか思えない。
そして、田中角栄を賞賛するのは結構だが、それなら自分が彼がやりたかったことを続けようとするべきだと思う。
正直、この事件がどういうものだったかは、アメリカが文書を公開するまでわからないだろう。
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