前著「アフリカを知るための基礎知識」が面白かったので、
最新作を読んでみた。
前作が1998年で、今作が2015年ということで、17年経ったわけだが、
この本を読む限りにおいては日本のアフリカに対する関わりに前進は見られていない。
その間に中国がアフリカに進出しているわけだが、
どれほど進出しており、どれほど現地から嫌われているか、
どうやって中国は民を送り込んでいるか、
が書かれている。
個人的には、アフリカの知識を得るためであれば、前作の方がずっと良い。
それに対し、今作は中国の動静を知るためのものだろう。