この本は、日本が第二次世界大戦に突入し、敗戦に至るまでの本
最終巻は沖縄戦、広島長崎の原爆、そして敗戦への経緯が描かれている
降伏を決めるまでの経緯はほかにも本を読んでいるので目新しいことはなかったが、
このレベルの詳細が描かれたこの本が1971年に出たというのが驚きだ。
願わくば日本人が著してほしい内容だ。
それぐらいよく調査して書かれている。
この本で初めて知ったのだが、
敗戦間際は政府はドングリを食料に転用する方法を考え出したという。
そこまではなんとなくわかるのだが、
その量が最大目標五百万石を集めるというのがとんでもない。
米1石は大人が1年暮らせるレベルの量
つまりドングリで500万人が1年間暮らせる量を集めようとしたわけだ
どんだけドングリ転がってるんだよ!
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