この著者は、昔ポパイやBRUTASの編集をやっていた方で、
本を読む限りかなりマイナーなカテゴリの本も多数出している方
このタイトル、圏外編集者とは現在の出版業界における編集者たちとは違う、本来あるべき編集者像という意味で使っていると思われる。
一貫して書かれているのは、記事を書く題材について、取材前にミーティングで載せるかどうか決めるのは論外、調査してみないと面白いかどうかなんてわからない、というもの
確かにその通りなんだが、おそらくそんなことができたのは資金が潤沢にあったかつての古き良き時代である。
このようなことができるのは会社に属する記者ではむりで、フリーランスにならないと、そしてリスクを取れる覚悟がないとむりだろうな、とおもった。
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