約束の日がとても良かったので、著者の新作を買った。
前作に比べると落ちますね
前作、約束の日が、第一次安倍政権誕生から陥落までを描いたものであるのに対し、
本作は２０１２年夏、つまり安倍晋三さんが自民党総裁選に出ることを決意するちょっと前から、
今年の５月ぐらいまでを描いたものです。
つまり、その間の動きをわりと見てきた人にとっては、
当時を思い返す本として役に立つ程度
あまり知らないなあ、という人にはオススメ出来ます。
参院選前に読んではいかがでしょうか
冒頭、菅直人による朝鮮学校へ、高校教育無償化を拡大しようとしたことに対して、
朝鮮学校では、拉致について教科書で
「朝日平壌宣言発表以後、日本当局は『拉致問題』を極大化し、
反共和国・反総連・反朝鮮人騒動を大々的に繰り広げ」ているなどと、
未解決のまま放置している責任を棚上げして日本を非難している。
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国家の命運 小川榮太郎
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