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戦争論 クラウゼヴィッツ

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世界的な古典であり、名著
戦争とは何か、どう考えるべき存在なのか

非常に読みにくい
上・中・下とあるが、中巻以降、戦争の細かいところ(陸上幾、攻城戦など)の議題に入ったので
読んだのは上巻だけ

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戦争は一種の強力行為であり、その旨とするところは相手に我が方の意思を強要するにある。

このような強力行使
ここまで
簡単に言えば自国の意、わがまま、を貫き通す手段として存在するということでしょうか
よって、戦争とはいわゆる「殺し合いを行うこと」だけではないということ
いわゆる「情報戦」などは
相手の情報を混乱させたり無力化させることで、相手に言うことを聞かせることが目的であるから、立派な戦争ということになる。
現在中韓が世界中で日本の悪口を言っているのも戦争ということになる。

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戦争は政治におけるとは異なる手段をもってする政治の継続にほかならない

戦争は、政治的行為であるばかりでなく、政治の道具であり、
彼我両国の間の政治的交渉の継続であり、
政治におけるとは異なる手段を用いてこの政治的交渉を遂行する行為
である。

してみると戦争になお独自のものがあるとすれば、
それは戦争において用いられる手段に独自の性質に関するものだけである。



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