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黒幕といわれた男 山段芳春の素顔 安川良子



京都府政の黒幕として本で紹介されていたことがあって、山段芳春さんの本を借りてきた。
ただ、借りてきて知ったのだが、著者は山段芳春さんの元腹心

なので、別の本を借りたほうがいいかもしれない、と思いました。
というのも、私から見たら金取られて返ってきていないのに、あまり悪く言っていないんです。
よほど心酔しているのだろう、と思いました。

この人が政界(といっても京都)とつながりを持ち始めたのは、
昭和46年の京都市長選での船橋求己さんを推して当選したことからのようです。

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許永中が近畿放送の専務だった内田和隆さんに「山段を消してくれ」と依頼され、
山段芳春の元へ言ったようです。

「殺すなら殺せ。しかしワシがどんな人間か調べてからでも遅うない。
早まったらアンタも身を滅ぼすで。
顔を洗っていつでも出直して来い」。
まるで映画のシーンのような科白だ。

こんなことがあってのち、許氏は改めて紹介者を立てて挨拶に来るが、初対面の時のことをこう語っている。
「あのとき、山段氏がはやる自分を諄々と諭してくれなかったら身を誤るところだった。
山段氏は兄貴・オヤジ以上、人生の恩人・師匠だ」と。

ここまで
どっちみち身を誤ってますね。

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女性の私が「全額現金で頂きたい」といって、
マンションを売った相手方や仲介業者をびっくりさせたが、
こうしてわたしの全財産は、表に出ることなく山段氏の手に渡った。
優にサラリーマンの退職金を超える額だった。
このとき借用書はもらってない。
氏は絶対に自分の文書を残さない人である。
それを知っている私としては、借用書を書いてくれとはいえなかった。
ーー中略ーー
その後、二年ほど経った頃、またお金を作ってくれと言われ、
母から相続した*千万円を持ちだしたので、わたしの蓄えは底をついた。

ここまで
こんなことされてまだ慕ってるって・・・
もちろんお金はほとんど返ってきていません。

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これでわたしも返してもらえると思っていたら、弁護士を介して晴揮氏の意向が伝えられた。
それによると、即金で返せるのは一割程度で、
あとはキョート・ファンドから顧問料として月額10万円を10年間支払うというものだった。
ーー中略ーー
これで老後の蓄えどころか無一文である。
やむなくこちらも弁護士に相談して訴訟に踏み切った。

ここまで
訴訟では勝って金は返ってきたようだが、その金は先程のマンション・遺産のお金ではなく、
別の人の借金の保証人絡みのお金・・・
結局、マンション・遺産のお金は藻屑に消えたようです。



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