文言春秋1997年4月号に発表された櫻井よしこさんの対談
対石原信雄(当時の官房副長官)
「第一次調査では募集の強制性は見つからず、韓国政府も当初はそれほどこの問題に積極的ではなかったため、これで収まると思った」
「関与を認めただけでは決着しないと思った」
「(聴きとり調査に)行くと決めた時点で(強制性を認めるという)結論はある程度想定されていた」
「”総じて’というのは河野さんのご意向が文章になったと記憶する」
「彼女たちの名誉が回復されるということで強制性を認めたんです」
「当時、外政審議室には毎日のように、元慰安婦や支援者らが押しかけ、泣き叫ぶような有り様だった」
「最後まで迷いました」
「真実よりも外交的判断を優先させた」
「(慰安婦の)証言だけで結論にもっていった・・・批判は覚悟している」
「密約はなかった」
対河野洋平(当時の官房長官)
「文書はなかった。けれども、本人の意志に反して集められたことを強制性と定義すれば、
強制性のケースが数多くあった」
「(元慰安婦の)証言は、体験しなければ語りえない内容を含んでいる・・・
(軍の関与が)あったと思わざるをえないと私が判断した」
「<強圧>とは植民地統治下にあって、軍が背後にいること・・・断れる状況ではなかった」
秦郁彦 「慰安婦と戦場の性」より
ここまで
石原信雄さんの発言を見ると、産経新聞のスクープ、及び国会での石原信雄さんの発言の大半は20年近く前にすでに確認できていることになる。
デジャブだろうか・・・
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20年近く前に行われた従軍慰安婦についての櫻井よしこ x 石原信雄・河野洋平 対談(敬称略)
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