以前、六ケ所村の原燃PR館に行った時、モニタリング通信という冊子を頂きました。
これは、青森県が出している冊子で、各地の放射性物質の測定結果が掲載されている。
現在、原燃サイクル施設は停止している。
原発の新基準がこの原燃サイクル施設にも適用されるのか、まだこの施設の稼働の目処は立っていないようです。
しかし、この施設が稼働することが決まった場合、
必ず言いがかりをつける集団が抗議を行うだろう。
そして、実際に稼働した後、やれ放射性物質が増えただの文句を言ってくるだろう。
青森県ではこうした各地の放射性物質の測定結果を随時報告している。
もちろん、HPでも(ここ)
これは過去の分まできちんと報告されている。
もちろん、稼働して放射性物質が目に見える形で増えたらそれは問題だが、
そうではない、ということを担保するためにもこうした取り組みは非常に重要だと思う。
現在、人は軽々しく科学について「神の領域を侵している」、などという言葉を使うが、
こうした変な人たちを納得させるためにも地道なリスク対策を取る必要がある。
これは原子力技術に限った話ではなく、遺伝子治療だって、iPS細胞だって、医療だって、新薬だってそうだと思う。
なにかと根拠もなく反対してくる人たちに対応するためのリスク対策、
を取ることが近年必須となっていること
これを私達だけではなく、科学者や行政もしっかりと認識することが必要なのだと思う。