呉善花 「韓国併合への道」より
日清戦争直前、朝鮮滞在のロシア官僚
「朝鮮政府に政変(開国と近代化)をもたらした栄誉は、私に言わせるなら、
カトリックの宣教師らでも、また法外なる利己主義により一貫して評判を落とし続けたアメリカ並びにヨーロッパの山師らでもなくて、
偏に自らの垂範で朝鮮人に目を開かせ、最善の生活を提示した日本に帰せられる。
ともあれ、80年代の政変期には朝鮮国民が二方向へ分裂している。
その一方は、祖国の安寧のために現行の孤立体制を解体し、その事業で既に経験を積んでいる日本を手本とし、その指導の下に祖国へ改革を導入することを必須と見る。
もう一方には、旧体制及び中国との同盟を擁護する勢力がある。
これら両勢力は自らの理想を成就するための権力闘争を、等しく精力的に弛みなく繰り広げている」
(ゲ・デ・チャガイ編 「朝鮮旅行記」より)
ここまで
最近、韓国がこのような分裂状態に陥っており、不安定に思えて仕方ない。
しかし、かつてほど日本に大きな影響があるわけではないし、北朝鮮というカードもあるし、
昔と違ってロシアを活用することもできるため、必死に韓国をどうこうしようと考える必要もない、と個人的には思う。
日清戦争直前、朝鮮滞在のロシア官僚
「朝鮮政府に政変(開国と近代化)をもたらした栄誉は、私に言わせるなら、
カトリックの宣教師らでも、また法外なる利己主義により一貫して評判を落とし続けたアメリカ並びにヨーロッパの山師らでもなくて、
偏に自らの垂範で朝鮮人に目を開かせ、最善の生活を提示した日本に帰せられる。
ともあれ、80年代の政変期には朝鮮国民が二方向へ分裂している。
その一方は、祖国の安寧のために現行の孤立体制を解体し、その事業で既に経験を積んでいる日本を手本とし、その指導の下に祖国へ改革を導入することを必須と見る。
もう一方には、旧体制及び中国との同盟を擁護する勢力がある。
これら両勢力は自らの理想を成就するための権力闘争を、等しく精力的に弛みなく繰り広げている」
(ゲ・デ・チャガイ編 「朝鮮旅行記」より)
ここまで
最近、韓国がこのような分裂状態に陥っており、不安定に思えて仕方ない。
しかし、かつてほど日本に大きな影響があるわけではないし、北朝鮮というカードもあるし、
昔と違ってロシアを活用することもできるため、必死に韓国をどうこうしようと考える必要もない、と個人的には思う。