前回の続き
佐渡の金山で、実際の金鉱の穴を体験したあと、
宗太夫坑という江戸時代の金山の風景を展示しているところへ向かいました。
鉱山の開発が進むと、どんどん深度が深くなり、江戸の中期には海面より低くなったそうです。
そうなると、地下水がいっぱい出てきて困ったとのこと
そこで、地下の水を組み上げる仕組みを作り上げたのだそうです。
鉱山には非常に狭い穴もあった。
深くなればなるほど空気のめぐりが悪く、酸欠状態になるため、
このような穴をいくつも作って循環させていたようです。
採掘現場の模型
宗太夫坑や道遊坑を抜けると、博物館が待っています。
ここでは、佐渡の金山の歴史、どう採掘するか、小判をどう作るかが展示されています。
これで、佐渡金山の見学はおしまいです。
私のオススメはガイド付き山師コースです。
これは宗太夫坑に入るチケットも含まれています。
私は産業遺産コースには入っていませんが、
道遊坑よりも宗太夫坑のほうが面白かったし、「金山」という感じがしたので、
江戸時代の感じが得られる山師コースのほうが面白いだろうと思います。
さて、いい時間になったので、宿へ向かいました。
A地点が佐渡金山
B地点が宿の佐和田温泉旅館入海
佐和田というのが、佐渡で最も栄えている地区のようです。
入海という旅館なんですが、温泉旅館で、なんといっても大きな特徴が
風呂場が「畳」
ということ
風呂桶の隣の体を洗う場所が畳敷きなんです。
水はけはいいとして、畳はすぐダメにならないだろうか?と思ってしまいました。
ここの旅館はご飯も美味しいようですが、せっかくなので中心地の美味しいお店へ行きました。
かすけです
サザエは有名なようです
いごねり
海藻をところてんのようにしたもの
さっぱりとしていて、かつお酒にも合います。
食べ過ぎた感じでした
やはり、田舎は星が綺麗でした。
でも、夜は明かりがあまりなくて、怖いとも言えます。
曽我ひとみさんはこの佐和田のとなり町で拉致されたそうですが、
あんな真っ暗では無理もないとも思いました。
カンカンに明かりを灯すのもどうかと思う。
かといってセキュリティはどうでもいいわけではない。
やはり、治安を維持する以上は、国民全員が安全保障にもっと意識を高めるべきなのだと思いました。
現在は、佐渡の近海はどのようにして治安を維持しているんだろう…
そう思った夜でした。
つづく