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持たざる国への道 松元崇

この本は、大東亜戦争前の日本経済を中心とした状況説明と、
それに基づく「なぜ戦争に突入することになったのか
について書かれたもの

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陸軍大将に宇垣一成という人がいた。
その人が戦後に二・二六事件当時を振り返って
「その当時の日本の勢というものは産業も着々と興り、貿易では世界を圧倒する。
(中略)英国を始め合衆国ですら悲鳴をあげている。
(中略)この調子をもう五年か八年続けて行ったならば日本は名実ともに世界第一等国になれる。
(中略)だから今下手に戦などを始めてはいかぬ」
状況だったと回想している(「宇垣一成日記3」1798ページ)

ここまで
実際に日本経済は英米と比べてその当時どうだったんだろう。
少なくとも他の本などでは、英米のはるか下にあるように見えるのだが・・・

「持たざる国」への道 - 「あの戦争」と大日本帝国の破綻 (中公文庫)/中央公論新社
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