著者は日本財団の会長で、同書は著者のブログの記事をまとめたもののようだ
タイトルとは異なり、本の内容はすごくほのぼのとして笑えるものがほとんど
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ウサマ・ビンラディンは中国も標的にしていたようで、「中国は世界で唯一テロの通用しない国」と、アルジャジーラ・テレビが声明を発表。
その結果を以下のように挙げた。
アルカイダは10年間にわたって訓練した8名の精鋭のテロリストを中国に派遣した。
その結果、
一人目は、北京立体交差を爆破しようとしたが、立体交差の上で迷子になり、爆破失敗。
二人目は、上海で路線バスを爆破しようとしたが、人が多くてバスに乗れなかった。未遂。
三人目は、陜西省でスーパーを爆破しようとしたが、リモコンを盗まれ爆破失敗。
四人目は、重慶で高層ビルを爆破しようとしたが、警備員に「これは陳情者の受けるべき仕打ちだ」とぼこぼこにされ、爆破は失敗。
五人目は、山西省で炭鉱を爆破し、100人以上の死者を出して爆破は一応成功してアルカイダ基地に逃げ帰ったが、半年経っても報道されなかったため、「組織欺瞞罪」で処分された。
六人目は、広州で爆破を実施しようとしたが、広州駅を出た瞬間、爆発物が入っていた鞄をひったくりに奪われ、行動は失敗。
七人目は、遼寧省の鉄嶺市を爆破しようとし、着いたら詐欺師に会い、甘い言葉に惑わされ、任務を忘れた。
八人目は、河南省で爆破しようとしたが、人さらいに誘拐され、今でも行方不明。
ビンラディンが憤慨し、中国生まれのテロリストを育てようとしたが、思いもよらず選んだ赤ん坊は毒ミルク(三鹿ミルク)を飲んで死んでしまう。
後半の部分は、中国の中で密かに広がっている小話で、真実ではありません。
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品のない話になるが、セルビア共和国・ベオグラード大学学長の名前は「ウンコビッチ」。
私は決して彼の名前を呼ばず「学長」と言い続けている。
日本人の名前も外国で笑われることがある。
知人に間利子(まりこ)という姓の男がいた。
スペインの飛行場で登場時間になっても現れないので
友人が案内所で放送するよう頼んだところ、
受付嬢は笑い転げて放送してくれなかったそうである。
パリ在住のカメラマン熊瀬川紀(くませがわおさむ)さんがアフリカに同行してくれたときのこと、
「笹川さん、現地で熊さんとは絶対に言わないでください」と念を押された。
理由を聞いたが困った顔をしてはっきり答えない。
試しに現地で「熊さん!!」と少し大きな声で呼ぶと、顔色を変えてとんできた。
「間利子=マリコ」はおかま、
「熊=クマ」は現地語で女性の大切な部分を意味するとのことだった。
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ボジョレー・ヌーヴォーの過去17年分の評価
95年「ここ数年で一番出来が良い」
96年「10年に一度の逸品」
97年「1976年以来の品質」
98年「10年に一度の当たり年」
99年「品質は昨年より良い」
00年「できは上々で申し分のないし上がり」
01年「ここ10年で最高」
02年「過去10年で最高と言われた2001年を上回る出来映え」「1995年以来の出来」
03年「100年に一度の出来」「近年にない良い出来」
04年「香りが強くなかなかの出来」
05年「ここ数年で最高」
06年「昨年同様良い出来映え」
07年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
08年「豊かな果実味とほどよい酸味が調和した味」
09年「50年に一度の出来」
10年「1950年以降最高の出来と言われた2009年と同等の出来」
11年「50年に一度の当たり年」「05年や09年産に匹敵する仕上がり」
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